横を向いた親知らずの治療 1
できるだけ歯は抜かずに残すのが良いとされていますが、親知らずに関してはなかなか残すようにできないことが多くあります。
写真のように斜めに生えてきて手前の歯に引っかかって止まっています。
この患者さんはおやしらずが痛いと来院されました。
この歯にほとんどブラシが当たらないために、虫歯になってしまっています。
虫歯はそれほど深くないので痛みの原因は虫歯ではありません。
では何が痛みの原因でしょうか?
智歯周囲炎といって親知らずの周囲に炎症を起こしてしまっている状態です。
このように生えかけになったままですと、親知らずが突き破ってきた歯肉の隙間から顎のほうにまで感染をおこしてしまうのです。
症状は疲れたときに違和感があるなどの軽いものから、炎症が強く熱もあり食事もできないという重度のものまであります。
消毒や服薬(場合によっては我慢している)によって一時は軽快しますが、原因が生えかけの親知らずにありますので、再度炎症を起こします。
消毒や服薬による対処療法のみならず、強い症状になる前に適切な治療が必要です。
特に女性は妊娠中に智歯周囲炎になると、投薬や抜歯に不安があるかと思いますので早めの治療をお勧めします。
また加齢によっても歯の根が癒着といって抜きにくくなる場合もありますので、30歳台までうちに抜歯をすることをお勧めします。(40歳になると抜けないということではありませんのでご安心ください)
抜歯後10日後の写真 (糸を取って3日程)
豊島区歯科医師会学術講演会
今日は診療終了後19:30から学術講演会がありましたので参加してきました。
演題 日常臨床で役立つ5つの総義歯の裏技
講師 日本大学松戸歯学部教授 河相安彦先生
総入れ歯の作成には非常に難易度の高い症例が多くあります。
そんな中、今回の講演は日常の総入れ歯の型取りや調整に役立つ良い話が聞けました。
インプラント手術のため受付時間変更
明日2月23日(火)は午後2時半から4時までインプラント手術を予定しております。
このため、午後の時間帯の初診・急患受付は4時半からとなります。
午前中は通常通りです。あらかじめご了承ください。
表面には見えない虫歯
写真真ん中の歯は一見すると虫歯は無さそうです。しみるなどの痛みがあるようです。
レントゲン撮影をすると、歯の中に大きな黒い影が写っています。
これが虫歯です。
上の写真2枚は少し削ったところです。中の大きい虫歯が確認できるとおもいます。
↓ 痛みがあったのと、神経に達する虫歯でしたので神経は取ることとなりました。
歯の神経には一緒に血液が流れていて、栄養供給がされています。このため神経を取った歯は枯れ木のようにもろくなり割れてしまったり、歯周病の急激な進行もまれに起こります。
できるだけ神経は温存できると良いですが、凍み方痛みが強かったり、虫歯が深いと温存できません。
虫歯も歯周病も早期発見・早期治療そして予防が大切です。
厚い歯石の下
初診時奥歯の歯周病による痛みがあり来院された方の下の前歯です。
歯の治療が久しぶりのようで、厚く壁状に歯石が付いてしまっています。
一部歯石を取ってみました。歯石のあったところの歯肉は炎症が強く真っ赤です。
炎症が強いのですぐに多量に出血してきました。
このように歯石が多くなるとその分炎症も強くなり歯周病が重度に進行していってしまいます。
これを防ぐためには、治療・予防・セルフケアが大切です。
固まりで取れた歯石
夜なのに「こんにちは」
医院のシャッターを閉め帰宅しようとしたところ、患者さんとばったり会いました。
私は「こんにちは」と言ってしまいました。
もちろん周囲は暗くなっています。
ずっと明るい中で仕事をしているのでついつい「こんばんは」が「こんにちは」になってしまうのです。
これと同じことが診療中はしばしばあります。
外はもう暗くなっているのに患者さんに「こんにちは、この前のところ痛みでていませんか?」
なんて言ってしまうのです。患者さんに「こんばんは」って言われて直したりしています。
夕方暗くなってから来院された方へ、
もし私が「こんにちは」と言っても気にしないでください。そんな理由なので・・・
歯周病進行を早めてしまったブリッジ
2本欠損ですが支える歯も2本です。
奥の支えになっている歯は歯周病と力負け(咬合性外傷)によって骨の支えを完全に失っています。
もしこの奥歯が金属で連結されていないと、浮いてきて噛めないか自然に抜け落ちているでしょう。
手前の歯も揺れ始めてしまったので、ブリッジのダミー部から切断し抜歯しました。
抜いた歯の根が黒くなっているのが歯周ポケット内で付着してきた歯石です。
このように歯石が付くのは歯の表面だけではないのです。
この症例では根の周囲は完全に骨が吸収しそこまでポケットになっていて、先端まで歯石が付いています。
歯が割れた⇒インプラント
歯の一部が欠けただけなら十分に保存できることが多いのですが、根の方まで大きく割れてしまうと残すことが難しくなります。
竹を割ったように根の方まで大きく割れてしまっていたので抜歯となりました。
両隣の歯は健全歯(現在虫歯も無く過去に削ったりつめたりもしていないとても綺麗な歯)でしたので、抜いたところはインプラントで補綴することとなりました。
上奥歯の根の先端付近には「上顎洞」という空洞があります。「上顎洞が近い・骨が薄い」場合ソケットリフトという手法で上顎洞を持ち上げる処置をしながらインプラントの手術を行うことがあります。診療時間変更のお知らせ
明日2月8日(月)は、豊島区歯科医師会健康保険委員会のため最終受付を
午後6時15分までとさせて頂きます。
あらかじめご了承ください。
歯周病治療後メインテナンスでエアフロー
歯周病治療前です。歯石も多く紫色のゴツゴツした炎症の強い歯肉です
しばらく歯周病治療から時間が経ったため若干の歯石と喫煙が原因の着色がありますが、「オリジナルブラッシングシステム」を続けていていただいたため歯肉は引き締まっております。
今回は歯石除去の他にエアフローというクリーニング専用の機械を用いて着色(ステイン)を落としました。
綺麗になりました。
エアフローを用いると通常の研磨剤を使うときより隅々までステインを落とせますし、歯の表面がよりツルツルになるのでその後の再付着も少ない印象があります。
インプラント 前歯部1歯欠損症例
インプラントは両隣の歯に「やさしい」治療となります。
この症例は1本の欠損ですが、
インプラントを選択しない場合は両隣の全く削られたことの無い綺麗な歯をグルリと大きく削って金属などを用いた上部構造をセットするブリッジにするか歯を削らない場合は部分入れ歯となります。
ブリッジですと歯を大きく削る・支える歯への負担が増える・連結しているので清掃性が悪くなる、といった欠点があります。
入れ歯ですと違和感が強い・バネなどの見た目が気になる、といった欠点があります。




