インプラント2年経過症例
歯周病治療・インプラント治療のやはぎ歯科クリニック、院長矢作です。
初診時の主訴は赤い印を付けた歯の痛みでした。
赤印は根管治療して保存します。
青印の残根は支台歯としては力不足です。保存不可能ということで抜歯となります。
右下7番と4番の2本を支台歯としたブリッジも選択肢の一つですが、失活歯(神経の無い歯)ですと歯の根が割れやすい(歯根破折)などありますので、今回はインプラントを選択しました。
約2年前、手術後の写真です。
直近の画像です。
良く噛めており、周囲の骨が固くなってきている様子が不透過性が増していますのでわかります。
骨が固く安定してきています。
インプラントを欠損部に応用することによってご自身の残っている歯に安心で、義歯のような噛みにくさや違和感の無い治療を行うことができます。
前歯の永久歯先天欠損をインプラントで治療
歯周病治療・インプラント治療のやはぎ歯科クリニック、院長矢作です。
永久歯がもともと無く、乳歯が生え変わらない場合が時々あります。
下顎のE(第二乳臼歯)の例が特に多くありますが、今回のような下顎前歯(中切歯)にも永久歯先天欠損が生じることがあります。
術前写真
今回は抜歯即時インプラントとしました。
術中レントゲン画像
乳歯の幅は2本分とはいえ非常に狭いため、埋入するインプラントの本数は1本です。
術後写真
左:1次手術の創面治癒した状態
右:2次手術後、仮歯装着前
補綴後写真
1本のインプラント本体を利用し、2本分の歯が入っているように見えるように技工士さんにメタルボンド(セラミッククラウン)にて作ってもらいました。
歯頸部は長くなっていますが、通常口唇に隠れます。大きく笑っても歯頸部が見えることはありません。
このケースをブリッジで補綴するとなると両側切歯のみならず、場合によっては犬歯までも削る必要があったかもしれません。
インプラント手術のため受付時間変更します
本日午後はインプラント手術のため、初診・急患の受付は5時以降となります。
午前中に変更はありません。
あらかじめご了承ください。
勉強会 (スタディーグループ)
歯周病治療・インプラント治療のやはぎ歯科クリニック、院長矢作です。
昨日診療終了後8時から「IKB」というスタディーグループの勉強会に参加してきました。
昨年池袋近辺の有志歯科医が立ち上げたグループです。ネーミングは某アイドルグループのパクリですね!!
毎回東池袋山内歯科室にて行います。
山内先生のところにはプロジェクターがあります。
昨日、当日に行ったオペ症例をその日の夜に勉強会のスライドにしてしまう山内先生のスキルは流石としか言いようがありません。
ブログがやっとこさの私とは大違いです・・・
参加者:山内先生、山内歯科の勤務医(櫛山先生、栗原先生)、北大塚の理事仲間センちゃんこと仙田先生、目白の田中先生、巣鴨の矯正医の高先生、東長崎の小室先生 そして今回初参加私です。
(みなさんIKB8と言っていました!)
私もお粗末ながら簡単に発表させていただきました。
「パワーポイントどうやるの?」の図 (横は小室先生)
次はちゃんとスライド作ってやるーーー
10時過ぎに終わりました。懇親会に行きました。お鍋の美味しい季節になりました。
帰ったのは12時過ぎましたが、実に充実した時間が過ごせました。
今朝は少々疲れが残っていたような気がしましたが、先生方の素晴らしい症例を見させて頂き、私の診療のモチベーションが上がっておりました。
としま健康長寿2010 無事終了
歯周病治療・インプラント治療のやはぎ歯科クリニック、院長矢作です。
としま健康長寿2010は第1部が8020達成者の表彰式で、第2部はロバート・キャンベルさんの記念講演でした。
青矢印 私です。
裏方として仕事しています。
8020表彰の皆様は100名参加されていましたが、みなさんお元気ですね!
ひとりひとりお名前を読み上げるのですが、みなさんご丁寧に椅子から立ち上がってしっかりお返事されていたのが印象的でした。笑顔は元気の素ですね!その笑顔には歯が欠かせません!!
ロバート・キャンベルさんの講演では、神田の古書店で1200円という安価で非常に価値のある江戸時代の書物を手に入れたという面白い話に始まり、天保の大飢饉を乗り切る(飢えを避ける)ために出版されたという「救荒書」についての話がありました。この時代の文学者には医者と兼業の人が多数いたそうです。
終了後 キャンベル先生はお疲れにも関わらず、写真撮影を快くしていただきました。
スリムでかっこよい方ですね。
私の幅はキャンベル先生の1.5倍位ありそうです・・・
歯科医師会事業(診療時間変更)
歯周病治療・インプラント治療のやはぎ歯科クリニック、院長矢作です。
本日は豊島公会堂にて「としま健康長寿2010」があるため、院長矢作の診療は11時30分最終となります。
午後は廣田先生が担当します。
なお、診療時間の変更があります。
午前 11時30分まで
午後 16時まで
あらかじめご了承ください。
なお、としま健康長寿2010は参加費無料です。
豊島区内の80歳で20本以上の歯がある方を各歯科医師会会員の医院より8020達成表彰者を推薦しています。当院からも2名の推薦をさせていただきました。
TVでも有名なロバートキャンベルさんの講演もありますので、お時間のある方は是非ご来場ください。
歯周病は生活習慣病です!
歯周病治療・インプラント治療のやはぎ歯科クリニック、院長矢作です。
さて、前日のブログにてスケーリング(歯石除去)について見てもらいましたがここからが本番です。
歯石除去だけでは歯茎の炎症は治らないのです。
術前
歯石を一部取ってみます
黒い縁下歯石(ポケット内の歯石)が透けて見えます
歯肉炎で歯茎がただれてしまっています。
衛生士さんの腕の見せ所です!!
何より、患者さんが衛生士さんのお話を良く聞いていただき、ご自宅でよくブラシをしてもらえたため治ってきたのです。
今回のケースでは所謂クリーニングだけでは治ることはなかったでしょう。
ポケット内の歯石もきちんと取り除いたこと、患者さんには歯ブラシを改めていただいたこと(生活習慣の改善ですね)によって治ってきたのです。
おつかれさまでした。
ブラシや生活習慣が元に戻ってしまうと再度歯肉が炎症を起こし、歯周病が進行し始めますので意識して続けていてくださいね。
スケーリング
歯周病治療・インプラント治療のやはぎ歯科クリニック、院長矢作です。
スケーリングとは歯石を取る治療のことです。
歯周基本治療のうちの一つです。超音波スケーラー、キュレットなどを使います。
前 後
一緒にステイン(茶渋などによる着色)も落としました。
歯にヒビが入りました
歯周病治療・インプラント治療のやはぎ歯科クリニック、院長矢作です。
下のレントゲン写真では何とも無いように見えますが、左下第一大臼歯に噛んで痛い・しみる症状が出ていました。
症状が強くなって来ましたので金属のインレーを外してみると、割れしまってていました。
本来神経は残すべきものではありますが、抜髄(神経を取る)治療となりました。
実はこの患者さんは欠損を放置してしまっていたため、この歯に無理をさせてしまっていたのです。
上顎の大臼歯は残存していましたが、下顎の残存している大臼歯はこの歯だけでしたので、かなりの負担だったと思われます。
今後は神経を取った歯(失活歯)はさらに根が割れやすいなどのリスクが増えますので、早急に右下には義歯またはインプラントによる補綴が必要と考えます。
インプラント手術のため受付時間変更
明日11月8日(月)は午後2時30分から4時までの間はインプラント手術のため、初診・急患の方の受付ができません。
あらかじめご了承ください。
豊島区歯科医師会 理事会
歯周病治療・インプラント治療のやはぎ歯科クリニック、院長矢作です。
11/6(土)午後は豊島区歯科医師会理事会のため、院長矢作は診療を外れさせていただきます。
廣田先生がおりますので診療時間の変更はありません。
あらかじめご了承ください。
縁下歯石
歯周病治療・インプラント治療のやはぎ歯科クリニック、院長矢作です。
見えるところにだけ付いている歯石を落としても完全な歯周病治療にはなりません。この部分の歯石を歯肉縁上歯石といいます。
歯周病治療で重要になってくるのが、歯肉縁下の歯石除去です。
昔ながらの家の縁の下とは違いますが、似ている部分もあります。
縁の下の柱がシロアリなどで侵されてしまうと、家が崩れてしまいます。
歯肉縁下の根に歯石がどんどん付いてきてしまうと炎症が強くなり、歯周病が進行し抜歯に至る場合があります。
(似ているような・・・似ていないような・・・)
今回写真でお見せする症例は、この縁下歯石の除去を最大限行いましたが、抜歯に至ったケースです。
初診時のレントゲン画像診断や検査にて保存が厳しい状態ではありましたが、急性症状は大きくありませんでしたので、縁下歯石の除去(SRP)まで行いました。
全顎的に歯周基本治療を行い、ブラシを適切に使って頂いたため、他の部位は非常に良くなりました。しかし、同部位は噛んだときなどの違和感や揺れによる噛みにくさは消失しませんでした。
このため、抜歯を行うことになりました。
SRP(縁下歯石の除去)にはキュレットやスケーラーという器具を使います。
器具の入る部分の歯石はきれいに取れ根面が滑沢になっていますが、ポケットが深すぎたため、器具の届かない根の先端半分は黒い縁下歯石が残ってしまっています。
近心(歯の前側)にはほとんど付いていませんでしたので、器具の届かないところは後ろ側と深いポケットというのがわかります。
残念ながら、歯周病治療を専門的に取り入れていない歯科医院ではこの縁下歯石の除去をしっかり行えていないようです。
腫れているところをサッと消毒して薬を出して、噛むと痛いので削ってかみ合わせの調整・・・というのは応急処置に過ぎません。
また、うがい薬(外用薬)や内服薬だけでは決して歯周病は治らないのがお判り頂けたでしょうか?




