大塚/千石 歯医者 やはぎ歯科クリニック

ビスフォスフォネート製剤の功罪

豊島区・文京区の歯周病治療・インプラント、やはぎ歯科クリニック院長矢作です。

昨晩は都立大塚病院にて医療連携歯科研修会がありましたので、受講してきました。

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「ビスフォスフォネート製剤の功罪」というテーマで整形外科及び泌尿器科の立場からまた歯科口腔外科の立場からそれぞれの先生方からお話しがありました。

ビスフォスフォネート製剤(以下BP製剤)は主に骨粗鬆症の治療に用いられる薬です。

BP製剤を使用中の方に抜歯などの口腔外科手術を行うと、ビスフォスフォネート関連顎骨壊死(以下BRONJ)を引き起こす可能性が稀にあります。

経口薬のBP製剤でのBRONJの発生頻度は0.02%程度と言われていますが、BRONJを生じると口腔外科において腐骨除去手術などを行わないと治癒しない場合があるためBP製剤の休薬をしていただく場合があります。

口腔衛生状態が良い場合はリスクが低いとされるため、専門的口腔ケアなどによって口腔内を清潔にすることも大切です。

経口BP製剤で投与3年未満でリスクファクターが無い場合休薬せず抜歯することがあります。個人的にはこのほかにも休薬せず抜歯したり、休薬期間を短縮するケースもあります。

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抜歯や口腔外科手術においては気を付けなければならない存在のBP製剤ですが、整形外科領域においては非常にQOLの向上に役立っています。

骨折や転倒は寝たきりの原因になってしまったり、腰の骨や足の付け根の骨折後の10年間の生存率が一般人口にくらべて低くなってしまうことがわかってきています。

BP製材を服用することによって骨粗鬆症の進行を止め、骨密度を維持することによって骨折を抑制するのです。

また前立腺がん骨移転の場合にもBP製剤が使われています。骨転移による病的骨折のリスクと男性ホルモン除去療法による骨密度減少のリスクに対して効果的とのことでした。

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